書庫『魂の教科書』

魂が進化していくための教科書

真理存在は足元にもいます

皆さん、こんにちは。


今日の言葉
「なにごとも、地道に積み重ねてきたものが実を結びます。」
いつも動じずに、本分を生きていることが大切です。


さて、真理に蓋がされていた宇宙を生きてきたお話をしましたが、真理本源の存在というのは、遠い雲の上の存在だけではなく、権力が地で一世風靡する時代にあっても、実は、私たちのとても身近にいたことがわかってきています。


例えば、地母神(母なる地の神さま)の化身として生まれたのは地蔵菩薩でした。戦が絶えない末の世も、立場の弱い女性や子どもたちの側にいて守ってくれていました。


竃の火の神さま、三宝荒神。火事が大災難となる時代、火の扱いはとても重要でした。さらに、竃は、昔の人たちにとっては、生きていくためにとても大切な場所。火の神さまのお札を竃に置く必要があったのでしょう。


実はいずれも、真理からの本源の存在とわかってきています。いつも側にいて守ってくれている、ありがたいですね。


三宝荒神は、邪を焼き尽くし、浄めて、伽藍という道場をつくる働きを持ちます。そこに仏様たちを迎えいれる。ゆえに、豊かさの神に通じていきます。


こうしてみても、本物は、さりげなく普通に足元にいて見落とされがちですが、実は、絶大な力を持つ存在。


人の念を受けているから、汚れていたり、波動が落ちていたりしますが、通り過ぎるのではなく、心をかけてあげることが大切です。そこに、真の姿を現わす。日本昔ばなし、そのままです。


最初から、小さな社も、ご挨拶してまわっていたのは、魂がそれを知っていたからのようです。進化する、真理を体得するとともに、皆、奥の奥の真の姿を見せてくるようになりました。


皆、どの立ち位置でも、本来固有の才能をもち存在しています。そして、役割分担されて、全体が調和されています。他との優劣、比較は存在しません。尊重が、大前提にありますから。あるのは、霊性霊格という成長の度合い。価値は、誰かにより決まるのではなく、真理に照らした自分自身により決まるのです。


ピラミッド意識を外していくとみえてきますよ。
(ピラミッド意識とピラミッド構造は違います。)


それは本来、地上の個、地域、国の間においても同じこと。


真理世界からみせられてきていることです。


まずは、自分の魂の立ち位置で、本分を磨いていきたいですね。本来の生き方へ


天結
岡崎美穂