書庫『魂の教科書』

魂が進化していくための教科書

愛の力

ここ最近、感じていることを書き留めておきます。



ブログのひとつの記事に書いていることは、ある側面になります。



それが、すべてではないという前提で書いています。



ブログだけではなく、SNSでもそうだと思います。



書かれている通りにやってみたけれど、できないことは、たくさんあると思います。



それは、ものごとや人は、ひとつの側面からできているわけではないから。



自分から見えていること。
まわりの人から見えていること。
それぞれ受け取り方は違いますし、生きる道も波も人それぞれです。



そして、それぞれの現実は成り立っています。この矛盾に見えることは常に存在します。それぞれの意識が現れる世界。それが、現実だから。



どんなに自分が正しいと思っても、違う側面からは、そうではない見方ができます。どれも存在している。



意識開花とともに、意識の幅が広がり、この他との意識の違いで、戸惑われている方が多いのかな、と感じています。



自分の思いで突っ切ってみても、足元で不調和が起きていたり。



天のめぐりに開かれていくと同時に、人と地のめぐりを学び得ていることが必要ですね。



今の地上のめぐりに合わせること?
いや、天のめぐりに合わせること?



大いなる愛と、地上のカルマシステムの中での愛。少し違いがあるのです。そして、大いなる愛は、地上の愛を包括しています。そこに、気がついてくると、意識が開けてきます。



本当の愛を学び得て、本来の天のめぐりと地のめぐりが起きてくる。



これが、一致したとき、カルマシステムは終焉し、弥勒の世になっていくのでしょう。



では、この移行期間をどのように生きたらよいのでしょう?



“愛”でいてみてはいかがでしょう。どの意識でいても、すべてに通ずるのは愛だから。



この世には、いろんな愛の形があり。



友愛は、共感を生み出し。
慈悲の愛は、人びとを救い。
神聖な愛は、魂の神聖さを映し出し。
天愛は、目覚めを起こしていく。
大愛は、すべての存在を包む、すべての源。



情は、カルマシステムをめぐることが多いので、なるべくそれより深い愛で在るとよいですね。



身近なご神仏様たちに、心を合わせてみるのもよいですね。



そして、目の前の人も、自分を写し出しています。自分の一部分を教えてくれています。謙虚さ、素直さ大切ですね。



今この時も、愛を深めていくプロセスを私たちは歩んでいるのだと思います。



そうして、カルマがダルマに変わっていくことを、いつか、カルマシステムが終焉していくことを願っています。



先日、札幌で、ダライ・ラマ法王14世の公演を聞いてきました。ダライ・ラマ制度の今後の継続は、民衆に委ねると公表していますが、その制度が終焉するときは、輪廻転生の地上のカルマシステムが終焉していく時期になるのでは、と感じています。



宗教を超えた愛と真実を体得し、目覚めた人たちが増えていくのではないでしょうか。



それは、今、どんな状況であっても、目の前のことに愛で在ることから始まるのでしょう。



自分がやりたいことの中で。
今、自分が置かれているところで。



「それは、本当の愛ですか?」



小さなことから。
自分に。
まわりに。
本当の愛を。



制限された愛の枠を外し、愛を深めていくことで、ありのままのあなたは、ますます本来の魂の姿へと還っていきます。見えない守護も強くなります。



天のめぐりの中で、地上を愛と調和のめぐりで生きていくことができます。



その愛をベースに、意識や智慧が生みだされ、それらが生かされてくる。それが、創造の力。



そう思っています。



今回は、愛のひとつのお話しでした。






ブログでは、抽象的なお話しが多くなりますが、具体的、現実的なお話しは、セミナーやセッションでよくしています。個別具体的なことは、ひとつずつ違います。対面、対話が必要ですね。どうぞ、ご利用ください。




インテグラル・ワールド・センター
岡崎美穂
lovekuu@dream.jp