書庫『魂の教科書』

魂が進化していくための教科書

神御衣祭(かんみそさい)と天照大御神様

神御衣祭(かんみそさい)


毎年5月と10月の14日に、皇大神宮と、天照大御神の荒御魂をお祀りする荒祭宮で、神御衣をお奉りする、天照大御神だけを対象にするお祭りと言われています。


神御衣(かんみそ)は、神様の衣のこと。
和妙と呼ばれる絹と、荒妙と呼ばれる麻の反物を御糸、御針などの御料とともにお供えするお祭りが神御衣祭です。


そして、5月1日には、美しい反物を織始める神御衣奉織始祭が行われます。


その1日の早朝、昨秋からいつも側に現れる真正(新生)アマテラス様が、この時も現れて、


「美穂さん、ここで身体を浄めて…」
と言われた目の前には、清らかな泉があり。そこで、身体を浄めると、
「これを羽織りましょう。」と、
新しく織られた衣を着せられました。


この時、天照大御神と一体となり。
そこから、神意の心得を得ています。


伊勢との繋がり。
旭川が伊勢の管轄であると、もう5年も前からアマテラス様に伝えられていました。そのために生まれた地であり、そのための生業であることも。


今回の旭岳合宿(6/3)では、姿見の池駅に降り立つと、目の前に現れた天照大御神。今までの完了を告げられて、何年も通い続けた聖域は、これが本来の姿の完了となり。


ここから、あらためて日本、そして世界の聖地として北の大地は始まっていくことがわかりました。噴火口での神事が完了するまで、お日さまが私たちを照らしてくれていました。合宿の2日間は、昼夜を通して、旭岳はその姿を、雲ひとつかかることなく私たちを魅了させる。荒々しさから、たおやかに、そして悠々たる霊峰として蘇りました。


この時を迎えたことはとても感慨深く。
歴史を遡り、生粋の日本の開闢を迎えたことを意味します。


明治時代に、上川神社では、北京計画の話も持ち上がっていたと聞いています。その後、開拓使による入植により、離宮計画もなくなった歴史があります。最初は神意を得ていた話でしょうが、歴史の流れに逆らうことはできなかったのでしょう。


日本の生粋の天の神々は、この国を、世界を平和に治めることを知っています。高天原では、そんな世が絶えることなく営まれてきました。その世を地上で顕現していく時代がやってきました。


その土地に合った神、人、生業があり。古来、日本の神々はすべて見通して、その地に鎮座しています。そこに還っていく時。人の魂にも神性が宿り、人も神として、神々とともに生きていく時代です。


天の声、神々の声を聞き、ここまでたどり着くことができました。導きにしたがって進化するたびに、魂は思い出していきます。この世界を自らも望んで生まれてきていたことを。始めから知っていた、この時代がやってくること、すべて望んでこのプロセスをたどってきたことも。


これからは、天の存在、神々と、新たな世づくりとなってまいります。


今年の聖地合宿は、毎回、今までにない最高の合宿となってまいります。そう、先にご案内しておきますね。箱根、熊山で、皆さまにお会いできることを楽しみにしています。


そして、天と地と、神と人とともに、人づくり、まちづくり、国づくりを続けてまいります。私の天職なのです。
これからも、どうぞ、よろしくお願いいたします。


皆が神である国の吉祥と賑わいを楽しみながら。


今日も吉日に感謝を込めて。



岡崎美穂